第３０回『大石屋敷跡のさるすべり』〜八王子松木〜　　　　　2005/08月号

　京王堀之内駅〜野猿街道方面へ…汗を拭きながらのウォーキング。大栗川沿いの『大石やかた公園』から小高い丘に上がり雑木林の中の、小さなお地蔵様に手を合わせ、栗林や畑が続く農道をもう少し進んだその奥には、樹齢４００年の『百日紅』（八王子市天然記念物）がひっそりと佇んでいます。高さ１５メートル、根元の周囲３メートル、『大石宗虎屋敷跡のさるすべり』の案内板が立つ大木には、毎年８月半ば頃から美しい花（紅色）が咲き始め、その名の通り１００日ほど訪れる人の目を楽しませてくれます。鬱蒼とした山里はさながら『トトロの森』…ちょっぴりコワ〜イ『肝だめし』だってできそうな雰囲気です。虫除けスプレーは必需品、草負けしない服装でお出かけ下さい。